特別企画!乾椎茸の達人への道
STEP1じっくりと乾椎茸を水で戻すべし!
おいしく頂けるのも水戻しの次第です。椎茸を嫌いになるのは、充分水戻ってない椎茸を料理するからです。充分戻りきった椎茸は、必ず美味しく頂けます。
さて、その極意とは?最も良い方法は5℃の低温での水戻しです。これを簡単に出来るのが、冷蔵庫の中に入れての水戻しです。3~5時間、肉厚ものは10~24時間、軸の付け根が柔らかくなるのが目安です。
牛乳紙パックの再利用イメージ 牛乳紙パックの再利用 ペットボトルの利用イメージ ペットボトルの利用
紙パックの上部を開き、水を6分程度入れ、乾椎茸を入れて戻します。
乾椎茸の大きさにもよりますが、10枚~18枚入ります。
ボトルの上部1/5を切り取り、水を6分程入れて、乾椎茸を戻します。
乾椎茸の大きさにもよりますが、12枚~20枚入ります。
 ポイント!  かき混ぜたりは不要! 時間がくるまで放っておいてOK!
STEP2多めに戻して冷凍保存すべし!
買ってきた椎茸を全て水戻しして、スライスしたり角切りなど料理に応じてカットしてナイロン袋に平状に入れて冷凍保存しましょう。尚、間違っても拳大の団子状にしないで下さい。ご使用時は、そのまま解凍せず料理に直接ご使用出来ます。 
又、ホールをそのまま冷凍しても問題はありません。但し、その場合は解凍してご使用下さい。尚、袋に内容量の少ない小袋より割安の大袋を安心してお買い求め下さい。
STEP2イメージ
STEP3乾椎茸の軸は美味しく食べるべし!
先っぽの堅い部分を切って取り除き、1㎝ぐらい刻み椎茸と一緒に炊き召し上がって下さい。歯ごたえがあり、美味です。又、佃煮にしてお召しあがり頂くのも、お勧め致します。又、水戻しした軸は、美味しいダシが取れます。そして醤油に入れれば“しいたけしょうゆ”の出来あがりです。勿論、栄養成分がヒダの部分と変わりません。 STEP3イメージ
STEP4三大旨味成分の一つを味わうべし!
昆布のグルタミン酸、かつお節ののイノシン酸、そして干しシイタケの戻し汁にグアニル酸が含まれています。
これらの栄養素は日本料理の三大旨味成分と呼ばれています。
また、ビタミンD₂の元になるエルゴステロールが30%~40%含まれる他、コレステロールを除くエリタデニンの稀少成分も含まれています。お味噌汁や合わせダシ等に、ご利用ください。
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STEP5栄養満点の戻し汁を飲むべし!
血圧安定・コレステロール低下の為に戻し汁を毎日飲んでいる人も結構多いです。沸騰したり冷やしたり、少量の塩か砂糖を加えたり、お茶・牛乳・砂糖・蜂蜜などを加えると飲み易くなります。ご自分の飲みやすい方法でお試し下さい。
又、ジャスミン茶・ほうじ茶・牛乳などで直接水戻すと、椎茸特有のにおいも消え、飲み易くなります。毎日、続けることがコツです。
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STEP6昆布と合わせてパワーアップさせるべし!
一工夫!
昆布との相性がとっても良いのです。水戻した椎茸と戻し汁を入れて煮炊きする時に、ダシ昆布を入れて下さい。一層美味しく頂けます。
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STEP7栄養とおいしさの秘技は日光浴!
乾しいたけはエルゴステリンという物質を含んでいて、日光に当てるとビタミンDが増える性質を持っています。水戻しする前に天日にあててからご使用することをお勧め致します。育ち盛りのお子様や妊婦の方、骨粗鬆症の予防に是非お勧め致します。 STEP7イメージ
おめでとうございます!これであなたは『乾椎茸の達人』です!