ビタミンDは、1920年代に“欠乏すると骨の病気をもたらすビタミン”として発見されました。ビタミンDは、腸からのカルシウムの吸収や骨へのカルシウム吸着に大きな役割を果たしますが、乾しいたけの保健的効用として戦前から良く知られています。又、最近ビタミンDにはカルシウムと一緒に摂取すると大腸ガン予防やアンチエイジング効果のあることも明らかになってきました。最近の子供達は、すぐに骨折したりして、骨の弱さが指摘されています。その大きな原因がカルシウム不足です。ビタミンDは、骨を丈夫にし、骨粗鬆症の改善または予防効果があります。
食物繊維は、腸管内におけるコレストロールや発ガン物質などの有害物質を吸着し生活習慣病や結腸ガン、直腸ガンの予防に効果があると言われています。 食物の消化器官の通過時間を短縮させる働きがある為、腸内に有害物質がたまるのを防いでくれるのです。又、腸内の細菌の種類を変化させる働きがある為に、身体にとって有益なビフィズス菌などの細菌も増やしてくれます。
しいたけの抗腫瘍性成分として含まれる「レンチナン」は、食用きのこから抽出された唯一の抗ガン剤で、β-グルカンの一種です。レンチナンは注射薬として開発されましたが、食べることによってもガン細胞の増殖を抑える効果があることが、マウスの実験によって確認されました。毎日の食生活を通して、ガンに打ち勝ちましょう。
しいたけに含まれる有効成分「エリタデニン」によって、しいたけを食べることで血中のコレステロール値が下がることが、ラットや人による臨床試験で確認されています。又、しいたけは血圧を下げる作用もあり、ラットに乾しいたけの水戻し汁を与えると血圧が下がることが確認されています。さらに、エルゴステロールが豊富に含まれており、この成分もコレステロールを減少させる効果があります。
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